基礎看護学は各看護学の基礎となります。
看護学全体の主な概念や理論を学び、基本的な看護技術や対象に応じた看護が実践できる基礎的な能力を身につけます。
そのため、1年生の早い時期から始まります。
●看護学の基礎概念である「人間・環境・健康・看護」の概要について学習し、専門職としての看護の役割を学びます。
●全ての看護実践の基礎となるコミュニケーション、観察計測の技術と看護師としての教育的な役割について学びます。
●看護実践に必要な安全と安楽を守る基礎的技術について学びます。
●快適な環境調整や身体の清潔を保つ援助技術について学びます。
●人間の生命維持に必要な食事や排泄の援助技術について学びます。
●日常生活における休息・睡眠を促進する援助技術について学びます。
●呼吸の音や心臓の音を聴診する方法など、身体的側面を把握し、実践するための方法を学びます。
●対象が安全に診療や検査・治療が受けられるよう、与薬や注射・採血の技術を学びます。
●看護の展開方法(問題解決過程)を学びます。
●健康レベルに応じた看護を学びます。また、治療にともなう看護や医療機器の原理や取り扱い方について学びます。
●さまざまな症状が生じるメカニズムと、その症状に対する看護をシミュレーション学習を通して学びます。
●一人の患者様を受け持ちます。初めての実習で緊張することも多いですが忘れることのできない感動が得られます。
●一人の患者様を受け持ち、看護過程を展開します。患者様に合った看護を自ら計画し実践します。
●地域で暮らす人々を対象とした、ライフサイクル及び健康課題ごとの保健活動と健康教育を学びます。